インターネットを利用している方は「メルマガ」を読んだことがあるのではないでしょうか。
メルマガは「メールマガジン」の略で、企業やメーカーなどが集客と売上UPを目的に、複数の購読希望者に対して一斉に配信されるメールになります。
そこで多くの企業やメーカーで利用されるのが「メルマガ配信サービス」です。
あらかじめ企業などでメール本文を作成したのち、そのメールを購読希望者に向けて一斉に送信するサービスになります。
そのメール配信サービスについて、今回は無料・有料のおすすめメルマガ配信サービスをそれぞれ3つずつご紹介します。また、メルマガ配信サービスには2種類のタイプと有料・無料サービスに分かれていますが、その違いも簡単に紹介します。
1.メルマガ配信サービスのタイプの違いを解説

メルマガ配信サービスは、企業やメーカーで作成したメールを購読希望者に向けて一斉に送信できるサービスです。
利用するメリットは何といっても業務効率がUPすることです。
メルマガ配信サービスは、ただメールを大量に配信できるだけでなくメール本文の作成も簡単に行えます。企業やメーカーごとに顧客リストに沿って送信先や差出人名、本文が自由に登録できるので作成する手間が大幅に軽減できるのです。
メルマガ配信サービスのタイプの違い!どのサービスがいいのか?
一言でメルマガ配信サービスといっても以下のように「利用形態」、「料金体系」にそれぞれ2つのタイプに分けられます。
「利用形態」の違いを解説
利用形態には大きく以下の2つのタイプがあります。
- パッケージ型
パソコンに購入したソフトウェアをインストールして運用するタイプになり、オンプレミス型とも呼ばれる。 - クラウド型
インターネット経由でメルマガ配信サービスの提供会社のサーバーなどにアクセスして運用するタイプ。
「クラウド」とは、インターネット上の空間(サーバーなど)にアクセスすることで各種サービスが利用できるほか色々なデータが保存できるサービスの総称です。 
2つのタイプの違いは、まずパッケージ型は初期費用が高いうえにソフトをインストールして設定する手間がかかります。
一方のクラウド型はインターネット環境され整っていれば提供会社に申し込むだけで運用が可能。さらに、利用料金に関しても月額制が採用され比較的安いプラン設定になっています。
パッケージ型はカスタマイズ性が優れているものの、上記のような違いから現在はクラウド型が主流になっています。
「無料」・「有料」の違いとそれぞれの特徴を解説
メルマガ配信サービスには「無料サービス」と「有料サービス」があります。
そこで、どちらのサービスを利用すればいいのか、双方のメリット・デメリットを見て考えていきましょう。
【無料サービスのメリット・デメリット】
無料サービスは「無料」なので気軽に利用できるうえに必要最低限の機能は使えます。
しかし、デメリットとして配信件数などの機能的な制限があるほか、自社のメルマガに無関係な広告が表示されることもあります。また、無料サービスは提供会社からのサポートが受けられないのもデメリットとして挙げられます。
【有料サービスのメリット・デメリット】
有料サービスなので初期費用と毎月の利用料金は必要になるデメリットはありますが、すべての機能が使えるようになります。
大量のメール配信も確実性があり、余計な広告も表示されません。また、無料サービスとは違い提供会社のサポートが受けられるほか、カスタマイズ性も優れています。
以上のような違いがあり、どちらを利用するかは利用目的に合わせることに尽きます。
- 配信するメール数が少なくサポートが必要ないオフィスは無料サービス
 - 大量のメールを確実に送れて的確なサポートを受けたいオフィスは有料サービス
 
と、単純ですがこのようになります。
無料サービスは初期費用や運用費用は抑えられますがある程度の配信量を想定しているオフィスは有料サービスを利用した方が確実でしょう。
2.無料・有料おすすめメルマガ配信サービス3選!

この項では現在主流のクラウドサービスのメルマガ配信サービスで「有料サービス」、「無料サービス」それぞれのおすすめ配信サービスを3つずつご紹介します。簡単な説明のみになるので、あとは各社のホームページで詳細はご確認をお願いします。
「無料」メルマガ配信サービスおすすめ3選
まずは無料で利用できるメルマガ配信サービスのおすすめを3つご紹介します。
おすすめ➀ まぐまぐ
1997年からサービスを提供している老舗メルマガ配信サービスです。
有名人も多数登録しているなど知名度が高く、基本的な機能だけでなくオプションサービスも充実しています。
ただし、自動登録機能が使えないため、別に有料で代理登録をお願いする必要があり、利便性の面では少々難があります。
おすすめ➁ オレンジメール
文字通り「オレンジスピリット」という会社が提供しているメルマガ配信サービスです。
こちらも知名度は高く、機能性も優れた人気の配信サービスです。
ただし、無料で利用できるのは6ヶ月限定になり、以下のような制限があります。
・登録メールアドレス数100件まで
・メール配信100通/日まで
・メール配信10回/日まで
・読者登録100件/日まで
有料プラン月額2,480円~(初期費用:12,800円)も用意されているので、無料で一度体験して良ければ有料サービスを利用すれば間違いはないでしょう。
おすすめ➂ MailChimp
海外企業が提供するメルマガ配信サービスです。
全世界の利用者は1,200万人におよび、手軽にメールを作成して配信できるのなど一通りの機能が使えるサービスとして支持を得ています。
ただし、ホームページを見ると分かりますが全て英語表記なっているので、英語が苦手な方は使い勝手の面で難があります。
プラウザで日本語に翻訳すれば日本語でも見られます。
「有料」メルマガ配信サービスおすすめ3選
次に有料の配信サービスのおすすめを3つご紹介します。
おすすめ➀ blastmail
法人導入シェア数7年連続NO.1を誇る人気のメルマガ配信サービスです。
作業ステップも分かりやすく解説しているほか電話によるサポートも受けられるので、初めての方でも安心して利用できます。
デコメール作成機能や効果測定ツール、迷惑メール対策などの機能も充実しており、月額2,000円で3,000件までのメールアドレスが登録できます。
おすすめ➁ メール商人
メール配信の各種機能はもちろん、ステップメールや入力フォーム、効果測定、HTMメールなど、メールマーケティングに必要な機能をほとんどの機能が使えるメルマガ配信サービスです。
無料お試しが利用できるほか、3つのプランが用意され「1000プラン」なら3,800円/月(初期費用5,000円)で1,000件までメールアドレスが登録できます。
おすすめ➂ Will Mail
2014年からサービスを提供している比較的新しいメルマガ配信サービスです。
メール配信の各種機能はもちろん、メール分析や管理機能も充実しています。
特徴は、課金方式(メール配信数課金orアドレス数課金)を自由に選べるうえに1ヶ月単位で契約できるので、短期間のスポット利用が可能になります。
3.まとめ
今回はメルマガ配信サービスについてご紹介しました。
企業やメーカーのマーケティング手法の一つがメールマガジンの配信です。そのメール配信を数名の社員が担当する場合、手間と時間がかかり人件費も大きくなってしまいます。
そこで、多くの企業やメーカーで利用されるのがメルマガ配信サービスであり、利用するメリットは何といっても業務効率化が実現できることです。現在はクラウドサービスの利用が主流になっており、その中で無料・有料サービスが提供されています。
今回は無料・有料それぞれでおすすめの配信サービスを3社ずつご紹介しましたが、これから導入を検討するオフィスの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
         
    














